製薬企業向けサービス
臨床研究・
PMS支援サービス
Clinical Research and PMS Support Service

電子カルテ連携で、臨床現場と製薬企業の橋渡しを
「臨床研究・PMS支援サービス」は、電子カルテと連動した自社開発の独自サービスであるCyber Oncology®、Cyber PMSを活用し、医療機関・製薬企業双方のニーズに応える新しいデータ連携ソリューションです。電子カルテに入力されたデータを自動的に抽出・構造化することで、二重入力の手間を削減しながら、正確でタイムリーなデータ収集を実現することで、診療の現場から生まれる医療データを安全かつ効率的に活用し、製薬企業・医療機関・研究者の皆様の研究活動をサポートします。
本サービスは、レジストリデータを活用したフィージビリティ調査から、システム構築・運用・データ納品までを一括でサポートし、医療機関・製薬企業双方の課題を解決するワンストップ型ソリューションです。
また、ニーズに応じてCROとの連携にも対応しています。プロジェクトの規模や目的に応じて、最適な体制で運営を支援します。
Cyber Oncology®とは
Cyber Rシリーズは、Cyber Oncology®をはじめとする弊社が独自に開発した、電子カルテと連携した入力支援システムであり、診察支援・臨床研究支援のソリューションです。
また現在、国内の主要メーカーを含む6社と連携可能であり、大学病院や、がんゲノム医療中核病院などへ、順次拡大しています。
Cyber Oncology®は、がん領域に特化した入力テンプレートによりデータ入力を支援するとともに、電子カルテから臨床検査値や薬剤処方・オーダーなどを自動取込みして構造化データベースを構築することにより、臨床研究などにおける医療DXを実現します。
がん領域以外にも、Cyber Ortho(整形外科)、Cyber Neurology(神経系)など、各種疾患に対応したソリューションを展開しております。
Cyber Oncology®のコンセプト

サービス概要
レジストリデータや、Cyber Oncology®などの特性を活かして、臨床研究・製造販売後調査など、個別研究データの収集が可能です。
また、製薬企業のご要望に応じて、モニタリングや監査が必要な研究では、CRO様と共同でご提案いたします。

Cyber Oncology®を活用するメリット
製薬企業向け
研究・調査開始前に、既存の固形癌レジストリを利用して、研究などの候補となる症例数を調査することが可能です。
従来のように、医療機関に見込み症例数の調査を実施したり、予定症例数を組み入れるために、計画より多くの施設と契約を締結する必要がなくなり、稼働・費用の削減が期待できます。
研究開始前に、Cyber Oncology®を利用して
フィージビリティ調査を実施することで、施設数削減

製薬企業向け
患者背景・有害事象・薬剤・疾患名など、C-CATや院内がん登録データなどの、施設共通のコードと紐づいた選択式となっており、誤記によるクエリ(※1)の発生を減少させることが期待できるとともに、コーディング(※2)確認作業の省略や、AEReconcilation(※3)の効率化が期待され、データマネジメントの稼働削減や時間短縮を実現します。
有害事象·薬剤·疾患名など、
ほぼ全ての項目が選択式でDM業務削減·期間短縮

- (※1)クエリ:データの誤り、ばらつき、臨床上・プロトコル上の整合性などの疑いがあるデータについて、医師(医療機関)に発行される問合せ
- (※2) コーディング:記載されている病名や医療行為を、分類に基づいて符号(コード)化する業務
- (※3)AE Reconciliation(有害事象の照合・突合):複数の情報源間で有害事象(Adverse Event: AE)の記録が一致しているかを確認・整合させるプロセス
医療機関向け
従来は電子カルテとは別にEDCなどの専用端末を用意し研究ごとに発生するID・PWの管理が必要でしたが、電子カルテ端末のみで研究対応が可能です。
※製造販売後調査時は、PMDAからの指導により、ID、PWが別途必要です。
従来のように複数の端末を扱う必要がなく、
カルテのID·パスワードのみで研究対応が可能

医療機関向け
従来は電子カルテの情報から薬剤、検査データをEDCに転記していたため、手間がかかることははもちろん、転記ミスも発生していましたが、Cyber Oncology®は電子カルテから取込むことができ、医師の負担を軽減しながら、正確なデータの収集が可能です。
また、入力されたデータは別研究で活用(※)ができるため、データ収集作業の効率化が図れます。
※別研究と収集項目が重複し、該当研究の責任者がデータの再利用を許可する場合のみ
薬剤・検査データは電子カルテより
自動的に取込むことで医師の負担を軽減
